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きゅうりやキャベツ、ぶどうやすももといった野菜やくだものの表面に白い粉のようなものがついているのがたくさんありますね。
今回はその白い粉の秘密をご説明しましょう。
また、テーマ食材は、かぶについてです。
ブルームについて
Q.きゅうりやぶどうの表面に、薄く白っぽいものがよくついていますよね。
触ると簡単に取れますが、あれは何なんですか?
A.一見粉っぽく見え、「農薬」とも思われがちなこの正体は、“ブルーム”という表皮を保護するために野菜や果物の実から自然に出てくるロウ物質なのです。
このブルームがしっかりついているものは、鮮度の良い証拠です。
野菜や果物に触れたりして、水分の蒸発を防いでくれるブルームが落ちてしまうと、鮮度が落ちやすくなってしまうんですね。
Q:きゅうりは、表面にブルームのついてるのと、ピカピカしてブルームのついてないものがあるようですが、どうしてですか?
A:それは、今のきゅうりはカボチャの台木に接木して育てられているため、台木の種類によってブルームが出たり、ブルームがなくピカピカ(ブルームレス)になったりするんだよ。
現在市販されている胡瓜のほとんどはブルームレスだね。
接木しないで栽培する(自根栽培)きゅうりはもちろんブルームが出るよ。
一概に「ブルームがついていないから新鮮ではない」というわけでもないんだね。
ぶどうやすもも、りんごなどはブルームがでやすい果物。
ブルームは野菜、果物の中から出てくる物質で、人間の体に悪い成分ではないので、そのまま(食べる直前にさっと水で洗う程度)十分おいしく食べられますよ。
季節のお野菜 豆知識

● かぶ
<来歴・特徴>
アブラナ科アブラナ属
原産地はヨーロッパ地中海地方から西アジアにかけて。
ヨーロッパでは紀元前から栽培されています。
日本へは弥生時代に中国・朝鮮半島経由(または北方シベリア経由)で伝えられたとされています。
春の七草の“すずな”と呼ばれ、古くから親しまれています。
現在は千葉県(柏市付近)が主要生産地です。
<栄養>
●根部(白く丸い部分)
ビタミンB1、B2、カルシウムなどをバランスよく含んでいます。デンプン分解酵素のアミラーゼ(ジアスターゼ)が含まれているので、胃の消化機能を助け、胃もたれや胸やけなどに効果があるといわれています。
●茎葉の部分
ビタミンC、βカロテン、カリウムなどが豊富に含まれています。
根部より茎葉のほうが栄養価が高いので、上手に活用しましょう。
<おすすめ利用法>
根部はあくが少ないので下ゆでは不要です。
甘みもあるので、薄くスライスしたり、くし切りにして生で食べられます。
浅漬けや酢の物に。加熱するととろりとした食感と甘みがいっそう引き立ち、煮崩れもしないので、味噌汁の具や煮物にも最適です。
茎葉部はあくが強いので加熱向きです。
油炒めやお浸し、細かく刻んでスープに青物として散らしたり。野沢菜のように漬物にするのもいいでしょう。
丸のまま冷凍保存もできます。
<かしこい保存方法>
茎葉部は傷みが早いので、買ったらすぐに根と葉を切り分けます。
根は比較的日持ちするのでポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
葉の部分はラップや濡れ新聞紙に包み冷蔵庫で保存します。塩茹でしてから冷凍しておくと便利です。
<おいしいかぶの見分け方>
小かぶは色白でつやがあり、ひげ根の少ないもの。大きさは直径5~6cm(卵よりやや大きめ)。
茎がまっすぐ伸びていて折れていないものを選びましょう。











